楊志館高等学校
校長 大久保 和弘 楊志館高等学校は、昭和28年に創立者 後藤松夫先生が戦後復興を担う若者の育成を期して開校した前身の大分桜丘高等学校を出発点として、平成8年の学園創立50周年を機に「全国に名を馳せる高校へ」との祈りと、「生徒自ら『志』を高く持ち、伸ばし続けるように」との願いを込めて、現在の楊志館高等学校に校名変更して現在に至っています。創立時の大分桜丘高等学校から通算して70年の歴史と伝統を誇っています。
以前行われた調査によると、新社会人に求められることの第1位は「常識力」、2位は「あいさつ力」、3位は「コミュニケーション力」ということです。興味深いのはこの調査結果が人としての心構えや振る舞いを重視していることです。もとより高校は、豊かな教養や社会性を備えた人間の育成を目的としていますが、法改正(2022年4月施行)によって在学中に成人を迎えることになる現代においては、よりよい社会人を送り出す場として一層の責務を感じているところです。
学園建学の精神は「広く産業経済界に有為な人材を育成し 個性豊かな子弟を送り出す」、校是は「礼儀 感謝 奉仕」。まさしく豊かな人間性の獲得をめざすことを高らかに宣言したものであります。
楊志館高等学校は「有徳の学園づくり」の理念の下、知・徳・体のバランスの取れた人間形成を目標にして、学校挙げて取り組んでいます。
『来たれ 礼節の学園へ』
みなさんとともに過ごす高校生活を在校生・職員一同楽しみに待っています。