楊志館高等学校
校長 髙橋 正直 昭和28年、創立者の後藤松夫先生は戦後日本の復興を目指し、荒廃した世相にこそ教育が重要であるとの信念のもと、「大分桜丘高等学校」を設立しました。桜の名所を学舎の背景に持ったことにその校名の由来があり、この誉れ高き名は、今も尚多くの方々に親しまれています。
現在の「楊志館高等学校」は、幾多の変遷を経た平成8年・学園創立50周年に当たり、「全国にその名を馳せる高校へ」との祈りと、生徒自らの「志」を高く持ち、伸ばし続けるようにとの願いを込めて変更したものです。
本校は建学の精神の下、常に時代の動向を的確に見極め、私学ならではの機敏さをもって、積極的に生徒・保護者の希望や地域社会の要望に応える教育に取り組んでいます。この一つとして、平成29年度から社会的要望が高い「保育士への道」を叶えるために、福祉ワーカーコースを「保育福祉コース」に改編しました。5学科7コースのそれぞれが、特徴ある専門教育を実践して、即戦力となる有為な人材の育成に努めています。
また本校は、「有徳の学園」づくりに、創立時から取り組んでいます。時代が変わろうとも「徳育の尊さ」を追求することこそが、本校の永久不変の教育目標なのです。こうした取り組みの中、生徒は文化・体育の両面で目覚しい活躍をしています。
終わりに、ここ楊志館高等学校で学ぶことにより、個々の持てる無限の可能性が大きく花開き、必ずや「夢の実現」に向かって前進できるものと確信しています。
