看護師は人の命に関わる責任の重い仕事です。楽しいことばかりではなく、ときにはつらく難しいと感じることもあるかと思います。その分、誰かの役に立てたり、感謝された時の喜びはやりがいを感じられます。人のために何かしたいと志がある人は、ぜひ看護師を目指してほしいものです。
助産師は、母親と赤ちゃん両方の命と人生を同時にサポートする点では、看護師とはまた違った責任を負う仕事です。元気な赤ちゃんの声を聴くとやりがいを感じます。出産を控えた母親には不安を抱えることも大きいので、医療的支援と心理的支援の両面からサポートするようにしています。
理学療法士を目指したのは、スポーツに関わり、人のためになるような仕事をしたいと思ったからです。この仕事は患者さん一人一人の状態や気持ちを理解しながら対応することが大切です。専門学校時代に先生から言われた「その人の背景をみなさい」という言葉を大切に初心を忘れず仕事に励みたいです。
父の勧めで入学した藤華では一人暮らしも経験しました。友人たちとの国家試験に向けて猛勉強した生活は充実したものでした。現在は、患者さんと家族の気持ちを尊重する大切さを実感しながら、いちはやく周りに信頼される作業療法士を目指し頑張ります。
私は2人の子供を育てながら藤華医療技術専門学校へ入学しました。勉強や実習は大変でしたが、先生方やクラスメイト、家族のサポートのおかげで作業療法士免許を取得することができました。市町村によってはひとり親の学費や生活費の援助もあるので、安心して学業に専念できると思います。
そして現在、私は就労支援事業所に勤務しています。障がいがあっても「自分らしく働きたい」という思いをもった利用者さんたちのお手伝いをするのが私の仕事です。悪戦苦闘の毎日ですが、とてもやり甲斐を感じています。
「格好いい母の背中」を、これからも子供たちに見せていきます!