新人時代に職場の先輩から言われた「自分の第六感を信じなさい」という言葉。患者さんに特別な症状が出ていなくても、いつもと違うなと感じたら早急な措置を施しておくという意味です。一歩間違えば命に関わる場合もある現場なので、普段から患者さんと接する中で観察力や注意力を怠らないようにしています。
1年間で60人ほどの出産に立ち会います。その一人一人のお母さんと赤ちゃんの顔が思い浮かびます。現場では教科書で学んできたことばかりではなく、臨機応変な対応を迫られ責任の重たさを感じます。しかし、「次の子を出産するときも、あなたにお願いしたい」という手紙をいただいたときは感慨無量で、お母さんと赤ちゃんに心から寄り添える助産師でありたいと思いました。
現在は一般整形外科、スポーツ整形の患者さんを対象としたリハビリクリニックに勤務しています。院外では高校野球のトレーナー活動なども行っており、選手のコンディショニングや予防ケア、トレーニングの指導を行っています。東京オリンピックなどを控えてスポーツが注目されるなか、理学療法士の活躍がますます期待されています。
高校のテニス部で右足の靭帯を損傷したときのリハビリで作業療法と出会いました。その資格をを調べると手芸や調理などの作業を通じて患者さんの体やこころを動かし、社会復帰をサポートする魅力的な仕事であると感じました。作業療法士に大切なことは患者さんの気持ちを大切にすることです。常に人間力が問われる職業だといつも感じています。
後輩を指導する立場になり、特に注意していることは患者さんの小さな変化や症状を見逃さないよう心がけることです。これは私自身にも言い聞かせていることです。看護師は大切な命を預かる誇り高い職種です。藤華医療技術専門学校で学んだことを存分に発揮していきたいと思います。
助産師として働きはじめて3年が経ちました。これまで100人を超える赤ちゃんを取り上げてきました。一人ひとりの産婦さんは妊娠中の症状やお産の進み具合が様々で、出産後の入院期間も短いため、いかにコミュニケーションを図れるかも大切です。ベテラン助産師のアドバイスを受けながら、誠心誠意で仕事に臨んでいます。
高校のときに職場体験で理学療法士のいるスポーツクリニックの先生と話をしたことがきっかけで、藤華医療技術専門学校に進学し、資格取得できました。現在は外来の患者さんを主体ににする理学療法室の整形チームに所属しています。年配の患者さんからプロのスポーツ選手まで幅広く担当しています。
藤華では国家試験の合格を目指して、授業に、実習に、一所懸命に取り組みました。クラスのまとまりもよく、みんなで合格しようと教えあったことが思い出されます。 職場に立って一番うれしいことは患者さんと気持ちが通じ合ったときです。リハビリテーションそのものは、どの患者さんにも同じですが、心の部分はそれぞれ違います。受け取り方や感じ方は千差万別なので、いかに心を通わせるかを念頭に仕事に励んでいます。
学校で学んだことを実習で確認し、友達と得意分野を教え合い看護師の国家試験に挑み、取得しました。看護師は患者さんの身の回りのお世話や、状態観察、診療介助が主な仕事です。患者さんが入院前の生活に戻れるように支援もしています。患者さんが元気になって自宅に戻られるとき「ありがとう」と言われることにやりがいを感じます。経験と知識を積み、認定看護師を目指します。
藤華の看護学科に進学し、3年目で看護師の国家試験を合格した後、4年目には助産学科へ進学しました。助産学科は現役看護師の方など経験豊かな先輩方とクラスメイトになり、様々な情報交換ができる仲を築くことができました。分娩介助の実習で、赤ちゃんに初めて会ったときは感動で涙が止まりませんでした。助産師として働く中で、赤ちゃんの元気な産声を聞くと、この仕事を選んでよかったと実感させられます。
在宅生活を送っている方を対象にリハビリを行っています。リハビリによる訓練や指導を行い、日常生活での様々な問題点の改善を図っています。リハビリすることにより出来ることが増えていくこと一番のやりがいです。