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教科内容 | 1限目 9:00~10:30 | 2限目 10:45~12:15 | 3限目 13:15~14:45 | 4限目 15:00~16:30 |
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月 | 心理学理論と 心理的支援 | 社会理論と 社会システム | 精神障害者の 生活支援システム | 精神保健福祉相談 援助の基盤(基礎) |
火 | 精神保健福祉 援助演習(基礎) | 現代社会と福祉 | 精神保健の 課題と支援 | 精神保健の 課題と支援 |
水 | 地域福祉の 理論と方法 | 権利擁護と 成年後見制度 | 精神保健福祉 援助実習指導 | 低所得者に対する 支援と生活保護制度 |
木 | 障害者に対する支援と 障害者自立支援制度 | 精神保健福祉に関する 制度とサービス | 保健医療サービス | 精神保健福祉の理論と 相談援助の展開 |
金 | 社会保障 | 精神疾患とその治療 | 精神保健福祉 援助実習指導 | 精神保健福祉 援助実習指導 |
土 | 人体の構造と 機能及び疾病 | 精神保健福祉 援助演習(専門) |
大分下郡病院勤務
平成17年3月精神保健福祉士学科:一般養成課程卒業
私はもともと、鉄鋼関係の仕事としていました。当時「機械の声を聞け」と言われながら仕事をしていたのですが、自分にはどうしても聞こえなかったので、人生を考え直そうと退職し、失業保険でヘルパーの資格を取りました。智泉に入ったのは、オープンキャンパスに参加し、精神障害について話を聞いたことがきっかけです。学校では一緒に頑張る仲間がいたので、楽しく勉強でき充実した時間でした。当時の仲間とは今でも連絡を取り合って、飲みにいったりしています。卒業後は、精神科の病院に3年勤め、現在の病院に移って10年になります。今は平成26年に新設された在宅療養支援課で課長として、退院後のフォローや訪問看護などをおこなっています。患者さん本人がしたいことができるように、寄り添いサポートすることが大切なこの仕事は、一見福祉とは関係ない様々な経験や、人とのつながりが活かせる仕事でもあります。求められる数もシチュエーションも増えてきている精神保健福祉士が智泉でよい多く生まれることを願っています。
大分丘の上病院勤務(大分市出身)
平成15年3月精神保健福祉士学科:一般養成課程卒業
一般企業に3年勤めた後、智泉に入学しました。最初は社会福祉士を目指すか迷いながら、精神保健福祉士学科へ進むことに決めました。そうした経験にも関わらず、勉強してみて、また現場で働いてみて、今ではこの道を選んで本当に良かったと思っています。
智泉を卒業後、デイケアや病院内の勤務を経験、現在は入・退院の受け入れや病床の管理などを担当しています。窓口の事務に関する業務が中心ではありますが、患者さんの不安を取り除き、スムーズな治療を行えるようサポートするという点では、やはり大切な立場だと考えています。
精神保健福祉士は、患者さんとその家族、医師と看護師などの間を取り持ち、さらに、リワーク、アパート探し、生活資金のやりくりなど、退院後の生活についても支援を行うのも、この仕事の特徴です。そのため、知識だけでなく人と人とのつながりを大切にできることも必要な資質だと思います。幅広い「人生」の支援を行う精神保健福祉士は、複雑な現代社会のなかで、ますます需要も高まっている、とてもやりがいのある仕事。みなさんも智泉でしっかりと勉強に励み、近い将来、一緒にこの社会を支えていきましょう。