精神保健福祉士学科・一般養成課程

学科の特色


★実践力を身につけたプロによる指導
本学科の専門科目講師は、精神保健福祉の現場で現在活躍中、あるいは実務に従事していた経験を持つ方々が揃っています
講義では、教科書や参考書では学べない実践的な知識も習得できます。
年々変化する現場の状況を講義の中で指導しながら、卒業後の即戦力として育成するシステムが確立しています。

★現場と密接に連携した短期集中の実習期間
実習施設を含め、大分県下の精神保健福祉の現場とのつながりが深く、相互に連携・協力して即戦力となる精神保健福祉士の育成に努めています。
また、7月中旬から8月下旬にかけて前後期5週間の集中的な現場実習では、カリキュラム終了後の時間を就職活動などへ有効に使うことが出来ます。

高い国家試験合格率と就職率

★令和4年度就職率  精神保健福祉士学科 100%

★令和4年度合格率  精神保健福祉士学科 一般養成課程 100%(全国平均71.1%)

カリキュラム

精神保健福祉士学科(一般養成課程) 時間割(例)
教科内容1限目    9:00~10:302限目     10:45~12:153限目       13:15~14:454限目       15:00~16:30
心理学理論と
心理的支援
社会理論と
社会システム
精神障害者の
生活支援システム
精神保健福祉相談
援助の基盤(基礎)
精神保健福祉
援助演習(基礎)
現代社会と福祉
精神保健の
課題と支援
精神保健の
課題と支援
地域福祉の
理論と方法
権利擁護と
成年後見制度
精神保健福祉
援助実習指導
低所得者に対する
支援と生活保護制度
障害者に対する支援と
障害者自立支援制度
精神保健福祉に関する
制度とサービス
保健医療サービス
精神保健福祉の理論と
相談援助の展開
社会保障
精神疾患とその治療
精神保健福祉
援助実習指導
精神保健福祉
援助実習指導
人体の構造と
機能及び疾病
精神保健福祉
援助演習(専門)

就職実績:精神保健福祉士学科(一般養成課程・短期養成課程)

  公務員
    
大分市役所 大分県二豊学園 大分大学医学部付属病院
    国立病院機構菊池病院(熊本県)佐賀大学医学部付属病院(佐賀県)

  公的機関
    
大分県社会福祉協議会
  福祉施設・医療機
    
イーハトーヴ いまじん 彩雲 宇佐病院 栄光園 衛藤病院 大分丘の上病院 大分下郡病院 加藤病院
    河村クリニック 佐伯保養院 佐藤病院 CFC 陣屋の里 清流会 SWライフ タキオ保養院 博愛病院
    鶴見台病院 帆秋病院 みえ病院 向井病院 山本病院 リバーサイド病院 わかば台クリニック
    (大分県外)
    一本松病院 大川病院 雁の巣病院 倉光病院 三善病院 不知火病院 新水巻病院 田川慈恵病院 堤病院
    野添病院 堀川病院 松尾病院 水戸病院 南ヶ丘病院 福間病院 八幡厚生病院 行橋記念病院
    青葉病院 菊池有働病院 熊本こころの医療センター 窪田病院 向陽台病院 桜ケ丘病院 城南病院 
    城ヶ崎病院 玉名病院 益城病院 明生病院 弓削病院 吉田病院
    佐賀リハビリテーション病院 緑の園病院 協和病院 坂之上病院 メンタルホスピタル鹿児島 
    ウェルフェア九州病院

 
 

                                         (就職・進学他多数)

卒業生の声

今の時代に求められている仕事

大分下郡病院勤務
平成17年3月精神保健福祉士学科:一般養成課程卒業

 私はもともと、鉄鋼関係の仕事としていました。当時「機械の声を聞け」と言われながら仕事をしていたのですが、自分にはどうしても聞こえなかったので、人生を考え直そうと退職し、失業保険でヘルパーの資格を取りました。智泉に入ったのは、オープンキャンパスに参加し、精神障害について話を聞いたことがきっかけです。学校では一緒に頑張る仲間がいたので、楽しく勉強でき充実した時間でした。当時の仲間とは今でも連絡を取り合って、飲みにいったりしています。卒業後は、精神科の病院に3年勤め、現在の病院に移って10年になります。今は平成26年に新設された在宅療養支援課で課長として、退院後のフォローや訪問看護などをおこなっています。患者さん本人がしたいことができるように、寄り添いサポートすることが大切なこの仕事は、一見福祉とは関係ない様々な経験や、人とのつながりが活かせる仕事でもあります。求められる数もシチュエーションも増えてきている精神保健福祉士が智泉でよい多く生まれることを願っています。
 

竹内勝政さん
竹内勝政さん

卒業生の声

人の人生を幅広く支援する役目。複雑な現代社会で需要が高まってします。

大分丘の上病院勤務(大分市出身)
平成15年3月精神保健福祉士学科:一般養成課程卒業

 一般企業に3年勤めた後、智泉に入学しました。最初は社会福祉士を目指すか迷いながら、精神保健福祉士学科へ進むことに決めました。そうした経験にも関わらず、勉強してみて、また現場で働いてみて、今ではこの道を選んで本当に良かったと思っています。
 智泉を卒業後、デイケアや病院内の勤務を経験、現在は入・退院の受け入れや病床の管理などを担当しています。窓口の事務に関する業務が中心ではありますが、患者さんの不安を取り除き、スムーズな治療を行えるようサポートするという点では、やはり大切な立場だと考えています。
 精神保健福祉士は、患者さんとその家族、医師と看護師などの間を取り持ち、さらに、リワーク、アパート探し、生活資金のやりくりなど、退院後の生活についても支援を行うのも、この仕事の特徴です。そのため、知識だけでなく人と人とのつながりを大切にできることも必要な資質だと思います。幅広い「人生」の支援を行う精神保健福祉士は、複雑な現代社会のなかで、ますます需要も高まっている、とてもやりがいのある仕事。みなさんも智泉でしっかりと勉強に励み、近い将来、一緒にこの社会を支えていきましょう。

深川徹二さん
深川徹二さん